今日はうれしいお知らせが3つあります。
まず、4件目の法人会員として文化財修復の株式会社・宇佐美松鶴堂さんにご入会いただきました!宇佐美松鶴堂さんは西本願寺さんの真ん前に会社を構えられ、西本願寺さんをはじめとする寺院の文化財と京都国立博物館の収蔵品の修復を手掛けておられます。海外からの研修生も積極的に受け入れておられ、いま研修中のカナダ人女性が昨日の毎日新聞夕刊で紹介されました。
http://mainichi.jp/kansai/news/20110208ddf041040033000c.html
西本願寺さんと言えば、今年は親鸞聖人750回大遠忌にあたり、4月から多くの催しが予定されていますが、代表取締役の宇佐美直秀さんはこの機会に「西本願寺と東本願寺の間の地域=植柳学区」の町おこしに取り組んでおられます。その一貫として制作された「植柳マップ」も数部いただいてますので、ご興味のある方はご連絡ください。
なお、法人会員さんは、未来のヴェネツィアのホームページの最初のページの下にリンク付きで掲載していますので、ご確認ください。
次に、桃山学院大学の和栗珠里先生に正会員としてご入会いただきました!和栗先生はヴェネツィアの歴史、とりわけ貴族の歴史を専門に研究されておられます。翻訳も手掛けておられ、2010年の夏には『ゴンドラの文化史』(白水社)を上梓されました。
http://www.amazon.co.jp/ゴンドラの文化史-運河をとおして見るヴェネツィア-アレッサンドロ-マルツォ-マーニョ/dp/4560080844/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1297209948&sr=1-2
また、桃山学院大学はヴェネツィアのカ・フォスカリ大学と提携し、交換留学をされているそうです。
最後に、私が主宰するフランス語教室の新年会を1月に行った際に、未来のヴェネツィアのためのチャリティーオークションを催しました。場所は、会員の中村知古さんが若女将をつとめられる吉田山荘さんで、このような催しが可能なのも、吉田山荘さんのご厚意があってこそです。多くのみなさんのご協力を得て、6万円の収益を得ました。
ということで、幸先のいいスタートをきった2011年、修復技術者派遣に向けてがんばりたいと思います。ご協力よろしくお願いします!
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