新潮社編集部の御厚意により、1月7日発売の週刊新潮「掲示板」欄に以下の案内を掲載させていただきました。
「多くの芸術家が愛したベニス。この世界遺産を守るためのユネスコの特別プログラムが存在することをご存じでしょうか。一九六六年の大洪水を機に英・仏・米の有志によって結成された民間委員会で、現在では世界約十カ国で企業・財団・個人から基金が集められ、ユネスコを窓口として文化財修復・研究プロジェクトに活用されています。日本でもこの民間委員会をNPO法人として発足させるための会員を広く募集いたします。ご賛同いただける方はhttp://venice.is-mine.net/またはsachikond@yahoo.co.jpまでご連絡ください。」
日本ヴェネツィア保護委員会「未来のヴェネツィアVenezia aVvenire」とこのプロジェクトを命名し、1月から会員を募集、早期にNPO法人として申請、秋に「ヴェネツィア保護のための国際民間委員会連盟」(ユネスコのヴェネツィア支部内)加盟を目指します。目下、代表として年末から周囲の方々にご協力を願っています。趣旨に賛同していただける方、または興味を持っていただける方はぜひご連絡ください。このメール末尾に活動内容、ホームページ上にはよりくわしい説明を記載しましたので、一読いただければ幸いです。
NPO法人「未来のヴェネツィア」活動概要
* Fund-raising(資金集め)を目的とする団体ですので、企業・財団に寄付を呼びかけると同時に、個人会員を増やすことで会費=寄付金の増収を目指します。
* 集めた寄付金はヴェネツィアのユネスコ支部の特定口座に振り込まれ、ユネスコを通じて文化財修復・環境保全活動に使われます。理事・監事ともに無報酬、かつ経費ゼロを原則とすることで、会費=寄付金を全額をユネスコに送金するのが目標です。
* 具体的な用途の決定権は「未来のヴェネツィア」にあるため、総会で決定します。目下の案としては、ヴェネツィア東洋美術館の日本美術コレクションの修復、イギリスの委員会によるヴェネツィア沈下対策研究プロジェクトの支援があります。
* 国際民間委員会連盟はヴェネツィアのユネスコ支部内にあり、毎年10月に各国委員会の代表による総会が開かれます。「未来のヴェネツィア」は2010年度総会における加盟承認を目指します。
* 個人会員には、寄付金として年会費(1口1万円から)を納める準会員と、総会に出席して運営に関わり、新会員勧誘のために積極的に活動する正会員(年会費は同額)があります。どちらの会員も寄付金の用途と収支決算の報告を受けます。
PR